FXの考え方・手法

【海外FXで便利な追加口座】複数口座でトレードする場合の注意点!

海外FX利点のひとつとして同一ブローカーで1人が複数口座を持てるということがあります。

FXで勝つためには、この「複数口座を使いこなすこと」も大事となってきますが、

複数口座を持つことで、かえって「口座間の両建て」というブローカーの規約違反に抵触してしまう場合もあるので、

絶対に知らなくてはいけない複数口座でトレードする上での注意点と、複数口座のメリットを活かした正しいトレードのやり方を書いていきます。

複数口座によって、FX初心者がいっきに資金を減らすことを回避できる

先にメリットとして、

海外FXでは複数口座を持つことによって、長期ポジション用と短期トレード用、あるいはEA(自動売買)用などの手法・用途によって口座を分けてトレードしていくことができます。

そしてなにより別の口座に資金を温存しておくことによって、一度の失敗でFX資金をいっきに失うことを回避することができます。

ここが本当に重要なことなのですが、

「FXの失敗のほとんどが一度の勝負でいっきに資金を溶かすこと」です。

 

FX初心者がひとつの口座だけトレードしていると一度のハイレバ勝負で口座資金を失ってしまうということが高い確率で起こってしまいます。

これを避けるためにも、あらかじめ財布を分けておくことが有効。

FXは一度に大きく減らさなければまた次にチャンスがあるものです。

ハイレバできる海外FXだからこそ、より一層トレーダーの「資金管理力」が問われる。

 

次に「複数口座」だからこそ抵触してしまう禁止事項と、追加口座を作ることによるデメリットも知っておく必要があります。

複数口座間の両建ては禁止

複数の口座間の両建ては禁止されていることに注意する

やってはいけないことは「複数口座間の両建て」です。

これはブローカーにもよりますが、少なくともXM(XMTrading)などメジャーなブローカーのほとんどで明確に規約違反となっています。

「両建て」とは同じ銘柄で「買い」と「売り」の両方のポジションを同時に保有することです。

 

ひとつの取引口座での両建てはOKです。

XMTrading公式
XMTrading公式の取引口座の両建てについての記述

 

この違いは理解しておかなくてはなりません。

同一(ひとつだけの)口座となると不正利用できるパターンはないからです。

では具体的にどういったパターンが禁止されているのかというと、代表的な例としては週明けの窓開けを狙った口座間の両建てのハイレバトレードです。

週明けの「窓が開く」とは?

基本的にFXは、どこのFX業者であっても土曜と日曜にトレードすることはできません。

ただし中東など一部の地域では必ずしも土日休みが風習というわけではなく、土日にだって常に為替市場は動いているということになります。

とくに土日に大きなニュースがあったときがそうですが、

週明けの月曜の朝からは先週の終値からチャートが開いたように隙間のある状態になることが多く、このことを「窓が開く」といい、

このギャップをあらかじめ狙うトレードが「窓開け狙いのトレード」ということになります。

2つの口座を用意して、一方では「買い」もう一方では「売り」をフルレバでかけて片方はゼロカット、片方で利益を伸ばしていくといった、リスクを負わない口座間の両建てトレードが規約違反となります。

大きな指標前の別口座間の両建て、価格差を狙った別業者間のアービトラージもそうですが、システムの盲点を突くリスクを負わないトレードは規約違反なり、最悪、口座は凍結されてしまいます。

 

露骨に窓空け狙いの両建てトレードをするといった、明確に規約違反である行為が禁止なのであって、そのような意図のないポジションの両建てならば問題のない場合もあります。

ただ、別口座で両建てをしないように気をつけるに越したことはないので「複数口座間の両建てはしない!」ということは意識しておきましょう。

 

別々のブローカー(FX業者)間での両建ても禁止されています。

MT4同士であるならばすぐにバレると思っているくらいがいいでしょう。

 

海外FXでは1人のアカウントで複数口座は持てますが、個人1人がKYCを偽造して複数のアカウントを作ることは禁止です(あたりまえ)

「口座開設ボーナス」をもらえるのは1人につき1回までです。

当然に1人が何度も「口座開設ボーナス」を受け取るようなことは厳禁ですが、そんな輩いるのかと思いましたが実際にあることみたいです。

追加口座を開設できるかはブローカーによる

追加口座の申請の仕方は簡単。

ブローカーの会員ページの「追加口座を開設する」ボタンを押すだけ。

追加口座を開設するボタン

 

口座開設時と同じく「口座タイプ」、「最大レバレッジ」を指定できます。

MT5口座を選べる場合にはMT4口座からMT5口座への乗り換えもできます。

 

保有できる口座数はブローカーによります。

XMでは1人につき最大8口座まで。

海外FXならどこでも追加口座を開設できるというわけではなく、

複数口座を持てないブローカーもあり、例えば海外FX老舗のひとつiFOREXでは持てる口座はひとつだけです。

複数口座を持つことのプチデメリット

複数口座のデメリットというか海外FX口座全般に言えることですが、

使っていない口座はすぐに休眠口座となってしまうことに気をつけたほうがいいです。

例えば比較的大手ブローカーであるHotForexでは2ヶ月でとくに短いので注意。

XMにおいても90日間の口座未使用で休眠口座となり、その休眠口座に残高のある場合には毎月5ドルを差し引かれてしまいます。

休眠口座となった時点でボーナスも消失してしまうことに注意。

ただ、使っていない口座から口座手数料を取られてしまうことは海外の銀行口座を含みあたり前の風習です。

 

海外FXの休眠口座の手数料対策は簡単で、使わない口座の資金はゼロにしておくことですね。残高がゼロならば料金は差し引かれません。

 

つまり、利用するブローカーや追加口座が増えれば増えるほど管理がめんどくさくなるので不必要な追加口座は開設しないことです。

 

それと別口座への資金移動が遅いブローカーがあることにも注意です。

なぜか内部送金に時間のかかるブローカーがある。

内部送金が瞬速で完了するXMに慣れてしまうと他のブローカーでは遅すぎてヤキモキしてしまうことも。

GEMFOREXでも1時間くらいかかります。

意外なことにTradeviewといった上級者向けブローカーほど内部送金が遅かったりもします。

海外FXで「複数口座」を持つことの注意点まとめ

ここまでの「複数口座」を持つことのプチデメリットまとめると、

  • 口座間の「両建て」は禁止ということ
  • 海外FXでは使っていない口座は休眠口座となってしまうこと
  • 休眠口座に残高がある場合に手数料が差し引かれてしまうこと
  • 資金の移動(口座振替)が遅いブローカーがあること

 

上記のことを知っておき、それぞれに対応する解決策としては、

  • 複数口座間の「両建て」は絶対にしないようにすること
  • 管理がめんどくさくなるので不必要な口座は開設しないこと
  • 使わない口座の資金はゼロにしておくこと
  • 口座振替が瞬時なXMなどのブローカーを選ぶこと

 

これらのことに気をつければいいだけなので、基本無料で開設できる追加口座にデメリットといえるほどのものはありません。だからプチデメリットとしました。

 

次は追加口座を開設することのメリットについてを書いていきます。

海外FX初心者が勝つために重要なことを書いているのでぜひ目をとおしてください。

正しい「複数口座」運用の考え方

FXではいっきに減らさないために資金を分けて考えること

冒頭でも言ったとおり、FXのよくある失敗は一度の勝負でいっきに資金を減らすことです。

資金を大きく減らしたあとには次のチャンスに乗ることはできない。

 

よって、初心者は「FXの軍資金を分けて考える」ということが大事となってきます。

 

例えば、FX資金の50万円を入金した場合に、

複数口座で5万円45万円に分けておき、5万円の口座をメインに使う。

 

5万円の口座をトレードミスで吹き飛ばしてしまったとしても、

FX全資金のうち10%減だけなので、温存した資金で挽回のチャンスはあります。

このことは口座のロスカットが事実上のストップロスになっているということです。

(5万円という金額はあくまで例)

 

FXでは感情的になってしまうと損切りができなく、ロット数は大きくなりがちになってしまうので、あらかじめ口座資金を分けておくことが大事なこととなってきます。

 

逆にひとつの口座でトレードする場合には、エントリーごとに「ストップロスまでの距離 × ロット数」によって算出される最大の損失額を先にわかっておく必要があります。

初心者は、このことが難しいので「損切り」と「適切なロット数」を取ることに自信のないうちは資金を分けて、口座のロスカット(ゼロカット)を強制ストップロスとする戦略が使えるのです。

トレードスタイルによって口座を分ける

「複数口座」を使う場合のオーソドックスな取引目的として、長期と短期で分けたい、手法によって分けたいということですね。

例えば、スワップを獲得している長期ポジション保有中の口座でハイレバスキャルピングを同居するようなトレードをしていると維持率がめちゃくちゃになって口座資金すべてを失います。

同じ理由で、複数ポジションを保有する場合に通貨ペアボラティリティーによって、あるいは最大レバレッジの違う商品・指数によって分けることやEA(自動売買)用として口座あるいはブローカー自体を分けることがベターですね。

口座間の資金移動が瞬時のブローカーを選ぶ

複数口座を持てる代表格のブローカーはXM、資金移動の反映が一番早いのもXMです。

金額を指定して「資金振替」のボタンを押した瞬間に資金が対象口座に反映されます。これはぜひ体験してほしい感覚ですね。

必ずしもXMを使う必要はありませんが、

為替市場のボラがあり、ゆっくり待てる状況じゃない時に反映の遅いブローカーには注意が必要です。

海外FXで便利な複数口座とその注意点のまとめ

海外FXで便利な複数口座とその注意点のまとめ

FXのよくある失敗は「一度のトレードミスで資金をいっきになくすこと」にあります。

これを防ぐためにも、

  • 複数口座で資金を分けておき温存しておくこと
  • ただし「口座間の両建ては禁止」なのでしてはいけない

この2点を知るだけで大きく違います。

 

資金を複数の口座に分けている場合に、一方の口座で仮に資金を失ったとしてもそれが事実上のストップロスとなる。

このことが海外FXでは有効な戦略です。

資金を分けて考えることができた上で、次の資金量を参考にしてみてください