海外FXで取るべきロット数の目安を書いていきます。
XMで口座資金10万円を持っていると仮定して、僕が考えるロットのおおまかな目安がわかるようになっているので参考にしてください。
もちろん取るべきロット数に正解はありませんが、口座資金10万円からの考え方がこのページではわかるようになっています。
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(おことわり)トレードスタイルによってロット数はかわりますが…

このブログは海外FXであっても資金を溶かさないことをコンセプトとしているので、
海外FXの新米トレーダーの目安となるように具体的に「いくつのロット数か」をあげます。
とはいっても、今回は10万円前後という口座資金なので、けっこう思い切ったロット数でいきます。
本来ならば具体的なロット数をいうことは難しいことです。
誰にとってもおすすめなロット数はありません。
資金量が同じであっても、スキャルピング、デイ、スイングと、見ている時間軸がどれくらいなのかによってトレーダーの取るべきロット数はかわってくるからです。
個人のリスク許容度、相場状況によってもかわります。
加えて本題に入る前に次のことは知っておいてください。
海外FXで「してはいけないこと」を知る
海外FXの「してはいけないこと」とは?
それはギリギリのハイレバ勝負を繰り返すことです。
増やせたたびに、その利益を含んでギリギリのハイレバ勝負を繰り返すといずれ全部を吐き出します。
例:サイコロを振る場合、
サイコロの目が「奇数の目」か「偶数の目」かどちらがでるのかの確率はそれぞれ50%です。
サイコロを振り続ければ、いつかは予想とは逆の目がでます。
乱暴ないい方をするとFXもそれと同じで、上いくか下いくかは二択の50%。
連続して一発勝負を繰り返していると、かならず逆の目がでることになります。
そのときが全口座資金を失うときです。
全資金を失った場合には、今までのトレードがすべて無駄になってしまうのです。
このことに対しての対策は簡単で、
一発勝負にならないロットを取れることです。
海外FXでハイレバ一発勝負をしない | 資金は分けて考える

一発勝負を避けるために、この口座資金10万円さえ分けて考えること。
1回のエントリーごとにストップロスまでの損失額を決めることです。
目安としては、いきなり2割以上を失うようなトレードをしないようにするなど。
そのためにはエントリーごとに損失額をあらかじめ想定してロット数とストップロスを設定しておくこと。
ストップロスまでつかなくても手動で適切に損切りができることです。
ロット感覚がわからないうちは少額から取ること。
少なくなる分にはあとから追加できるからです。
複数口座に資金を分けておくことも手
より確実に資金をプールしておくためにはXMの「複数口座」を利用するのが便利です。
例えば二つの口座で5万円ごとに分けておく、
あるいは一方に7万円を温存しておき、3万円の口座でトレードしていく。
そうすれば3万円の口座を吹っ飛ばしたとしても7万円は残り、ひとつの口座が事実上のストップロスになっているということです。
複数口座について詳しくはこちら:【海外FXで便利な追加口座】複数口座でトレードする場合の注意点!
XMの10万円の具体的なロット数の目安

では具体的なロット数の目安ですが、
カギとなるのは「証拠金維持率」です。
MT4またはMT5の自身の保有ポジションの証拠金維持率はかならず確認してください。
口座資金10万円だとある程度リスクは取れるので、
ドル円の場合、
数日間ポジションを保有するスイングトレードなら、証拠金維持率1,000以上にすることが目安です。
1日以内ですぐに決済できるデイトレードの場合、500以上からでもいけます。
証拠金維持率がいきなり200切るようなトレードはきついです。
XMでは証拠金維持率が20%を切ると強制ロスカットされます。
ではロット数についてですが、その前に海外FXでは1ロットが10万通貨単位であることに注意です。
関連記事:海外FXでは1ロットが10万通貨!|XMにおける「lot」とは?
ドル円のレートにもよりますが、
少し余裕をもたせたロット数を目安にすると
10万円の口座資金の場合、
スイングトレードなら大きくて0.7ロット(7万通貨)、通常はその半分くらい。
デイトレードなら大きくて1.4ロット(14万通貨)くらいです、通常はその半分くらい。
この基準でも大きい方です。あくまで10万円資金だからこそのロット数です。
逆にハイレバ戦士みたいなベテラン海外FXトレーダーからみれば小さくみえると思います。つまりトレーダーによって感じ方は違うのです。
上記のロット数であっても相場の状況によっては一発勝負となってしまうので注意が必要です。
そして海外FXオンリーの目安であって国内FXでは使えません。
上記よりもロット数が少ない分にはいいです。あとから追加できるので。
むしろ証拠金維持率を確認しながら分割して入った方がいい場合もあります。
ポンドなど、ほかの通貨ペアによってはこのかぎりではないです。ドル円よりも値動きが激しいので。
例えば、ポンドの絡む通貨ペアならば「ドル円の半分くらい」のロットにします。
僕の場合、ユーロも「ドル円の7から8割くらい」のロットにします。
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XMの「ロット数の目安」のまとめ

- ギリギリのポジションで一発勝負を繰り返さない
- 10万円であっても資金を分けて考える
- そのため先に損切りラインを決めて最悪いくら失ってしまうのかを考える
- 資金を複数口座に分けるのもいい
- 証拠金維持率をかならず確認する
- 証拠金維持率は長期では1,000以上、短期では500以上は欲しい
- XMなら口座資金10万円チャレンジも5万円だけの入金で済む
いっきにいくよりも退場せずにコツコツ増やしていける自制心が大事だと考えています。
XMには便利なFX計算ツールもあります。FX計算ツールのひとつ「損益計算ツール」によってポジションの予想される利益や損失を評価することができます。